鳥取城北高等学校にて青少年赤十字出前講座を開催

令和5年11月15日(水)、鳥取城北高等学校保育コース3年生を対象に青少年赤十字出前講座を開催しました。
講座では、非常食体験として、災害時の炊き出し等で用いられるハイゼックス袋(高密度ポリエチレン炊飯袋)を使用したご飯の作成を行いました。講座は鳥取市赤十字奉仕団の団員6名が行い、災害時におけるハイゼックスの利点や特徴などを説明しながら、炊飯の方法の指導を行いました。炊飯は災害時を想定して、日本赤十字社鳥取県支部の組み立て式炊飯釜を調理室の外に設置して行いました。また、炊飯の時間を利用して、日本赤十字社の防災教育プログラムであるKAG(家具安全対策ゲーム)を日本赤十字社鳥取県支部職員が実施し、メンバーに体験してもらいました。
鳥取城北高等学校は今年10月に青少年赤十字に加盟がされたばかりで、ハイゼックスを使用した炊飯は初体験であり興味深く取り組んでいただけました。また、赤十字奉仕団の存在も知らなかったメンバーが多く、赤十字の活動を知っていただく良い機会になりました。今回の講座が、防災に対する意識や赤十字や青少年赤十字についての理解を深めていただく契機となり、今後の活動に繋がっていくことを願っています。

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画像 鳥取市赤十字奉仕団によるハイゼックス袋を使用したご飯の炊飯の説明の様子

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画像 日本赤十字社鳥取県支部による防災授業(家具安全対策ゲーム)の様子

画像 最後に全員で記念撮影