たすけあうこころと実体験が大切です~園児たちが救急法に挑戦~

画像 園児たちが力を合わせて胸骨圧迫とAEDに挑戦しました

 宇治田原町立保育所あゆみのそので、今年も年長児約30人を対象に赤十字救急法講習会を開催しました。この講習会は今回で3回目となり、毎年継続して実施しています。

 講習を企画したのは、赤十字救急法指導員の齋藤指導員です。齋藤指導員は、ご自身のお子さんもこちらの保育園に通っておられるお母さんでもあり、「子どものうちから自ら率先して助け合うことの大切さを知ってほしい」「自分でも人を助けることができるんだと感じてほしい」という思いから、この講習会を続けてこられました。

 過去2回の講習会で、「園児にできるのだろうか」という心配は払拭されています。今回も園児たちは期待通り、力を合わせて一生懸命取り組んでくれました。
 胸骨圧迫は、成人の場合5cm以上の深さで押す必要があり、園児一人の力では難しい手技です。しかし、子どもたちはお友達と協力して体重をかけたり、交代しながら押し続けたりと、工夫しながら挑戦してくれました。
 実際の救命現場で園児が胸骨圧迫を行うことは難しいかもしれません。しかし、幼いうちから「いのちを助ける」体験をしておくことがとても大切です。「誰かがやってくれる」ではなく、「自分たちにもできる」「自分たちがやるんだ」という意識を、この講習会を通じて育んでいきたいと考えています。

 日本赤十字社京都府支部では、今後も子どもたちが「助け合う心」を学べる機会を広げてまいります。