赤十字の使命を再確認!地域で広がる防災と人道の輪~伏見区地域奉仕団研修会~

画像 松田災害対策本部要員による講義を聴講する伏見区地域奉仕団員

11月27日、伏見区役所総合庁舎で開催された伏見区地域奉仕団研修会に参加しました。
この研修会は、地域の赤十字奉仕団員の皆さんとともに、赤十字活動の理解を深めるとともに、防災意識を高めることを目的に行われました。

赤十字活動の紹介と国際的な視点

会場では、赤十字の基本理念や紛争下での人道的課題について説明しました。
特に、昨今の国際紛争や国際人道法違反の事例を挙げながら、まず知っておくことが大切という話をしました。
同じ赤十字をつけたボランティアが現場で十分に保護されていない現状があることにも触れ、参加者の皆さんは、その話に大きくうなずきながら、真剣に聞いておられました。
また、大阪・関西万博の赤十字パビリオン「国際赤十字・赤新月運動館」についても紹介し、世界の人道課題に触れる機会の意義を共有しました。

防災セミナーで学ぶ備えの力

伏見区役所防災担当からは、花折断層をはじめとする地震災害への備えについて啓発がありました。
加えて、赤十字からも能登半島地震の事例を紹介し、知っておくことで守れる、防げることがあるという視点を強調しました。
日頃からの準備や地域での連携の重要性を再確認する機会となりました。
今回の研修会を通じて、赤十字活動と防災の両面で地域の力を高める取り組みが進んでいることを実感しました。
今後も、皆さんと一緒に安全・安心な地域づくりを目指していきます。