トレセンで勉強したことを学校がはじまったら試してみたいです!(後編)
さぁ2日目が始まります。
昨日は緊張した面持ちで会場に入ってきた子どもたちが、今日は到着するとすぐにお友達のもとへ駆け寄っていきました。
『先見』
まずは先見です。先見とは、指示を待つのではなく、自主的に先を見通して行動できる態度です。
昨日の自分のことを振り返りながら、今日は1日どのように行動するかを考え、HRの仲間とひとりひとり共有しました。
『車いすスポーツを通じて・車いす体験』
2000年シドニーパラリンピック女子車いすバスケットボールチームコーチ(3位銅メダル)、2008年北京パラリンピック男子車いすバスケットボールコーチ(7位)を歴任され、初代全国車いす駅伝京都チーム監督でもある賛助奉仕団の坂野講師が、ご自身の貴重な体験談やオリンピックでのエピソードなどをお話しくださり、障害を持った人たちとどのように関わっていけばいいのかを考えました。
さらに、実際にHRで車いすに乗っての移動や介助を体験し、車いすの人がどのようなことに困っているのか、自分に何が出来るのかを一緒に考えました。
『フィールドワーク』
トレセンの最後はフィードワークです。
2日間で学んだことを生かして、気づき・考え・実行する場です。
HRごとに協力をしながら、6つの関門でお題にチャレンジしました。
各関所はサイレントジェスチャーや竹ひごタワーなど、グループで協力し合うことで大きな成果を得ることが出来るように設定されています。竹ひごタワーでは1m43cmの新記録が誕生しました。
『閉会式』
京都府青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センターの過程を修了した子ども全員に修了証が送られました。
青少年赤十字のバッジは仲間の証です!
またの再開を約束して今年のトレセン(小学生の部)は無事終了しました。
参加者の感想
いろいろなことを2日間で楽しくべんきょうしたり、かるくうんどうしたりしました。むずかしいことがあったけれどもがんばりました。わたしがここにくるきっかけになったのは、しゅくはく学しゅうでリーダーをつとめていて、がんばってリーダーをしようとおもったけれど、よういをするときにどれが何かわからなかったし、リーダーはどのようにしたり、つとめたらいいのかわからなかったから、おかあさんがリーダーシップ・トレーニング・センターにおうぼしました。
こんかいはたおれた人をたすけることをべんきょうしたり、ほかの小学生とも友だちになったりしたから、これからの夏やすみや夏やすみがおわって学校がはじまったときにべんきょうしたことをいかしてサポートやリーダーがいつかきたときにいかしたりためしにしてみたいです。
またリーダーシップ・トレーニング・センターにいこっかなと思ったら、またいきたいと思います。