私たち婦人の力を地域でいかしていきたいと思います~京都府連合婦人会の皆様が救急法と防災セミナーを受講~
6月11日(水)に京都テルサ(京都市南区)で開催された令和7年度京都府連合婦人会「中央研修会」において、赤十字救急法短期講習と赤十字防災セミナーを行いました。同会に所属される81人が胸骨圧迫やAEDなどの一次救命処置と、過去の災害を追体験し災害の全体像を理解する「災害エスノグラフィー」を受講されました。
午前に行われた一次救命処置では、実際に胸骨圧迫を体験することが出来るトレーニング用人形とAEDを使って、前もってご要望いただいていたとおり実技を中心に行いました。両膝を地面について胸骨を圧迫し続ける実技は難しいかなと思いましたが、「聞いたことはあっても触ったことが無かったので」と熱心に取り組まれました。午後の赤十字防災セミナー「災害エスノグラフィー」では、阪神淡路大震災で被災された方の物語を聞き、災害を自分事として理解し、地域ごとのグループでそれぞれが感じたことなどを共有されました。
参加者からは、「AEDの講習がとてもよかったです。今まで無関心でしたが、その時になったら思い出して活動してみたいです」、「組織づくり、リーダー的な人、若者の力とかいろいろ考えさせられました。私たち婦人の力を地域でいかしていきたいと思います」、「つながりが地域の発展につながる、大切なことです。そのリーダーとなれるよう更に学習を深めていけたらと思います」といった声をおよせいただきました。