「令和7年度世界救急法の日記念イベント」を開催しました!
令和7年9月6日(土)、香川県社会福祉総合センターで、「世界救急法の日記念イベント」を開催しました。このイベントは、国際赤十字・赤新月者連盟が定める9月の第2土曜日の「世界救急法の日」にあわせて、県民の皆さまに救急法の必要性について理解していただくとともに、その知識や技術を身に付けていただくことを目的に毎年開催しているもので、今年は127名のご参加をいただきました。
イベントではまず、高松赤十字病院の県民公開講座として、同院の多田典弘血管治療科部長が講演を行い、「令和6年能登半島地震への支援活動」と題して、救護班やコーディネートチームの活動の様子等を写真やグラフを交えてお話をいただきました。また、先日発生したカムチャツカ半島東方沖の地震を事例に挙げて、津波の発生予測の難しさや、南海トラフ地震の防災対策の重要性についても周知を行い、来場者の皆さんは熱心に耳を傾けていました。
続いて、香川県赤十字安全奉仕団と赤十字奉仕団“ほっと”によるミニ講習会を行いました。今年は1926年(大正15年)の衛生講習会の開催から99年(救急)を迎えることから、心肺蘇生・AED、リラクゼーション、三角巾による応急手当、災害時に役立つ風呂敷リュックや新聞紙足カバー作りなどを体験していただき、赤十字講習を知っていただく良い機会となりました。
また、会場の入り口には、令和6年能登半島地震の被災状況や被災支援活動を振り返る記録写真を展示し、防災意識の向上と災害時におけるボランティア活動の果たす役割を広く周知しました。
来場者の皆さんからは、「令和6年能登半島地震の惨状を忘れず、今後の防災対策に努めていきたい。」「心肺蘇生や三角巾による応急手当、リラクゼーション、新聞足カバー作りなど、いざという時に役立つ知識・技術の重要性を再認識することができた。学んだことを地域に広めていきたい。」という声をいただきました。









