香川県災害中間支援組織を設立しました～地域の力を結集し、被災者支援の新たな仕組み～

　令和7年7月10日、香川県、香川大学、香川県社会福祉協議会、日本赤十字社香川県支部は、災害時における被災者支援をより円滑かつ効果的に行うため、「香川県災害中間支援組織」を設立し、同日、その設立に関する協定書の締結式が香川県庁で行われました。
　新たに設立された災害中間支援組織は、災害時に被災者の支援を行うNPO等の活動をサポートし、被災者支援のためのコーディネーションを行うための組織です。
　香川県内で災害が発生した場合、県内外のNPO等による被災者支援活動が効果的に行われるよう、支援に携わる県内外の多様な団体間の連携促進及び支援環境の整備を図ることを目的としています。
　活動内容は次のとおりです。
　１　平常時における活動
　　➀行政・社会福祉協議会・県内外のNPO等との関係構築及び連携強化
　　　〇連絡会議や情報交換会等の開催
　　　〇NPO・ボランティア団体のネットワーク形成のための調査、情報収集・把握
　　②災害時の支援活動に係る人材育成及び普及啓発
　　　〇災害支援の担い手育成のための研修等の実施
　　　〇ホームページ等での情報発信
　２　災害時の活動　
　　①行政・社会福祉協議会・県内外のNPO等との情報共有
　　　〇情報収集及び情報共有会議等の開催又は開催に係る調整
　　　〇香川県災害ボランティア支援センターの活動支援
　　②被災地のニーズと多様な支援の連携調整
　　　〇NPO・ボランティア団体の受入調整及び活動調整
　　　〇被災者向け及び支援者向けの情報発信
　日本赤十字社香川県支部では、県や関係機関と連携し、この災害中間支援組織の活動に積極的に参画・協力することで、多様化する被災者の支援ニーズに対応できるよう取り組んでまいります。