赤十字奉仕団委員長・団員全体研修会を開催

 日本赤十字社福井県支部は9月22日、県下地域赤十字奉仕団員84名を迎え、「令和4年度福井県地域赤十字奉仕団委員長・団員全体研修会」を開催しました。
 この研修会は、赤十字運動の担い手の一人としての自覚を高めるとともに、赤十字奉仕団員としての資質向上を図ることを目的として開催しています。

 令和2、3年度はコロナ禍の影響により中止していましたが、今年は3年ぶりに開催することができ、半日ではありましたが、団員同士が情報交換をしながら赤十字への理解を深めました。

 はじめに、「赤十字、赤十字奉仕団について」と題し、支部の山本事務局付部長が講義。赤十字の成り立ちや歴史などを詳しく説明しました。
 次に、「支え合い、見守り、つなげる」奉仕団の役割についてと題し、支部の高久企画幹が講義。赤十字が地域包括ケアシステムにどのように関わっていくかを説明しました。続いて、福井市赤十字奉仕団の朝倉委員長が、同団における活動の事例を発表しました。

 グループワークでは、講義の内容を踏まえて、「一人ひとりのいのちと健康、尊厳を守るためのより良い地域づくり」をテーマに、赤十字奉仕団が各地域においてどのような活動ができるのか、奉仕団が地域に求められている役割は何か、を話し合いました。わずか1時間の討議でしたが、各地域における現状を共有し、同じ課題に向かって県内の地域奉仕団が議論する、有意義な研修会となりました。

  • 挨拶をする福井県地域赤十字奉仕団 定池委員長

  • 挨拶をする坪川事務局長

  • 山本事務局付部長による講義の様子

  • 高久企画幹による講義の様子

  • 発表を行う朝倉委員長

  • グループワークの様子