坂井市赤十字奉仕団が炊き出し講習を実施!

坂井市赤十字奉仕団(定池りゆ子委員長)は11月2日、同市のゆりの里公園内のユリーム春江にて、坂井市商工会女性部20人を対象とした炊き出し講習を実施しました。今年9月に当県で起きた地震で市民の防災意識が高くなる中、災害時の炊き出し体験をしたいという同部の依頼により今回の講習が実現、定池委員長をはじめとする分団長ら5名が講師となりました。
今回はカレーライス作りに挑戦し、細かく切った野菜や無洗米を計量しながら袋に入れていきました。火の通り具合を考えた上で材料を入れる順番に注意し、袋の空気抜きに苦戦しつつも、最後には無事に美味しそうなカレーが完成しました。
定池委員長は今回の講習について、「ハイゼックスを使った炊き出しだけが災害時の食事ではない。ハイゼックスがなくてもポリエチレン製の袋があれば同様の調理は可能なので、今回の調理を選択肢の一つとして考えていただければと考えている。非常時の心構えについて今回の講習を通し感じてもらえればと思う。設備が十分でない中で調理をすることもいい経験となった」と話し、平時から災害に備えて行動することの重要さを語りました。

画像

無洗米と水を入れて袋を縛ります

画像

具材を切っている様子

画像

鍋に袋を入れます

画像

袋の中の空気を抜いています

画像

調理法のおさらい