災害に、終わりはない 令和2年度ACTION!防災・減災 スタート

ACTION!防災・減災 とは

画像

東日本大震災から10年を迎える今年、日本赤十字社は、ひとりでも多くの命を救うため、皆様と共に災害に備えるための活動「ACTION!防災・減災」をスタートします。

災害時にあなたを一番守るのは、今のあなたの行動です。
ある日突然やってくる災害に備えるためのACTIONを、“今” 赤十字と一緒におこしませんか。

キャンペーン実施期間:令和3年3月1日(月)~31日(水)

今すぐできるACTION!その1「 #あなたの備えがみんなの備えに」キャンペーン

キャンペーン期間中、あなたが取り組んでいる “災害への備え” を「#あなたの備えがみんなの備えに」をつけてTwitterに投稿をお願いします。投稿内容は写真でもテキストでも構いません。

あなたの投稿が、だれかの備えにつながるとともに、1件の参加につき100円が、賛同企業から日本赤十字社の防災・減災をはじめとする活動に寄付されます。

投稿内容イメージ

  • 自宅や職場の災害備蓄品のチェック
  • 倒れたら危険そうな家具など危険個所の点検
  • 地域のハザードマップや避難経路の確認
  • 家族等と連絡方法・集合場所などの話し合い
  • 防災に役立つ情報の収集 など

どんな投稿をしようか迷ったら、まずは「#あなたの備えがみんなの備えに」をハッシュタグ検索してみませんか。
参考になった投稿をリツイートするだけでも参加が可能です!

今すぐできるACTION!その2 楽しく防災を学べる「きけんはっけん!」体験

画像

日本赤十字社は赤十字防災セミナーの実施や、学校教育で使用できる防災教材の制作・展開を通じて、災害から命を守る方法を広く普及しています。
今回はその防災教材の一つ、幼稚園・保育所向けに制作された「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」をご紹介します。

この教材は間違い探しのようにイラストを眺めながら、災害時の「きけん」に気づき、その「きけん」から逃れるために取るべき行動を、まわりの大人と一緒に考えられるように作られています。

画像

以下のボタンから教材を体験してみませんか。
体験の最後に赤十字とグランパスのACTION!防災減災限定コラボ缶バッジが当たるプレゼント企画もあるのでぜひのぞいてみてください。

プレゼント企画の締め切りは3/31までです。

「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」を活用された教育現場の声

画像

名古屋市東区にある名古屋柳城短期大学附属柳城幼稚園。
令和元年度に青少年赤十字に加盟し、昨年の9月の防災月間中に赤十字の防災教材「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」を防災訓練の一部として活用いただきました。コロナ禍ではありましたが、いつ起こるかわからない災害に備え、園児にもっと防災意識を持ってほしいという園長先生の想いがあり、赤十字にご相談いただいたのがきっかけです。
今回は、織田純代園長に防災に対する取り組みと、赤十字の防災教材を活用いただいた感想を伺いました。

活用いただいた際の記事はこちら

柳城幼稚園の防災に対する取り組みを教えてください

本園では月に1回防災に関する取り組みを実施しています。最初から避難訓練をしても、園児はなぜ訓練をする必要があるのかわからないので、4月の年度当初には命の大切さを伝えることから始めています。その後、防災についての紙芝居や、防災クッションをかぶる訓練、それから防災クッションをかぶった後に机の下に隠れる訓練、など段階を踏んで訓練を行っています。

毎月防災教育に取り組まれているんですね

8月などの夏休みは行わないですが、基本的には毎月1回取り組んでいます。

火災が起きた際の訓練として、校庭に避難する訓練もありますが、天候に左右されるので、すべてが計画通りにはいかないのが難しいところです。
最近、10年前の東日本大震災の余震とのことでしたが、大きな地震があり、改めて防災訓練の必要

性を感じました。


子どもたちも訓練をすると意識は変わりますか

年長さんにもなると、「どうせ訓練でしょ~」と遊び半分になる園児も出てきてしまうのでまず教職員が本気で取り組みます。臨場感を出すために教職員の演技力が問われますね(笑)。アプリを使って消防車の音を出したり、別の部屋で机や椅子をガタガタ鳴らして、音で地震を再現したりしています。ただし、臨場感を出しすぎてかえってトラウマにならないように、園児の状況をみながら加減をしています。


赤十字の防災教材「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」を使用してみて、いかがでしたか

園児がとても楽しんで参加していたのが印象的でした。「防災」というと堅いイメージがあるけれど、このコンテンツは難しくなく、ゲーム感覚で学ぶことができたのがとてもよかったです。それから、教材のイラストがわかりやすく園児たちも自分たちに置き換えてイメージすることができるのもよかったポイントでした。


今後もこの防災教材を使用したいと思いますか

ぜひ活用したいですね。今年度は園児たちだけで実施したけれど、できることなら親も一緒に体験できるといいなと考えています。地震があった時に園の中でどんな行動をとるべきか、を考えた後に、自宅で地震があった時にはどうしよう、ということを家族で考えるきっかけになればいいな、と思います。

東日本大震災から10年 矢野きよ実さんインタビュー記事はこちら