日本赤十字社医療センターでは、毎月一回「シェアの会」を開催し、海外で救援・復興・開発事業に携わる際に必要な知識の習得や体験の共有を行っています。
5月28日(木)のシェアの会では、「気候変動がもたらす人道課題― 大洋州の最前線から ―」と題し、日本赤十字社からIFRC(The International Federation of Red Cross and Red Crescent Societies : 国際赤十字・赤新月社連盟)大洋州地域事務所に派遣され、主に教育分野から、気候変動レジリエンス強化に関する取り組みに携わられた、辰巳 碧さんにご講演いただきます。
気候変動の影響を強く受ける大洋州では、海面上昇やサイクロンの激甚化により、沿岸漁業や自給作物への被害、洪水や干ばつの頻発など、人々の生活や生計に深刻な影響が及んでいます。こうした影響は、食料や水へのアクセス、健康や移住にも波及し、気候変動は「環境問題」にとどまらず、「人道課題」として捉えられています。
大洋州の赤十字では、気候変動を命と生活に直結する課題と位置づけ、「気候変動への適応」を重視しています。平均年齢約22歳と若く、ボランティアの約80%をユースが占めることから、ユースの発想や行動力を活かし、コミュニティレベルでの適応策に取り組んでいます。今回の講演では、気候変動の人道課題としての側面に加え、大洋州における赤十字の取組みをユースの教育やコミュニティ活動の観点から紹介します。
近年、日本でも極端な気象による健康、社会・経済などへの影響が問題となっていますが、私たちも同じ課題に面している一人として、大洋州の地域での状況や取り組みを知り、考える機会となればと思います。シェアの会はどなたでもご参加いただけます。多くの方々のご参加をお待ちしています。
- 開催日時
- 【日時】 令和8年5月28日(木) 午後6時30分~8時00分
- 会場
- Zoom
- 締切日
- 2026年5月27日
- お問い合わせ先
日本赤十字社医療センター 国際医療救援部 担当:宮本/苫米地
Tel: 03-3400-1311(内線:2382)E-mail: imrd.tokyo.g1@gmail.com