日本赤十字社は、緊急時におけるテント型野外病院(病院緊急対応ユニット、以下、病院ERU)を令和3年度に整備し、令和6年度には、国際赤十字・赤新月社連盟の枠組みのもと、世界保健機関が定める「国際緊急医療支援チーム」としての認証を取得しました。
今後の病院ERUの実働展開に向け、水・衛生部門では人員体制の強化を図っており、本研修は、参加者が病院ERUの水・衛生部門の技術要員として、現場監督者の指示に従い現場で活動するために必要な基礎知識と技術を習得することを目的とします。
- 開催日時
- 令和7年10月3日(金)14:00 ~ 10月5日(日)12:00(予定)
- 会場
- 熊本赤十字病院
〒861-8520 熊本県熊本市東区長嶺南2丁目1番1号
- 応募要件
- 5. 研修対象者
以下の要件をすべて満たす職員
(1)水・衛生に関する活動に関心があり、病院ERU出動時に水・衛生部門の技術要員として活動する意志があるもの
(2)事前学習として、以下国際赤十字・赤新月社連盟のオンライン教材を修了しているもの※1
ア 国際救援・開発協力要員研修Ⅰ(WORC: World of Red Cross and Red Crescent)
イ 日本赤十字社緊急病院緊急対応オンライントレーニングコース(ERU)
※1 国際赤十字・赤新月社連盟の以下eラーニングサイトを利用するためには、各自でアカウント
登録が必要であること。オンライン教材終了後の検定テストに合格すると発行される修了証を9月25日(木)までに主催病院担当者あて提出すること。
eラーニングサイト: IFRC Learning platform login page and free registration
(3) 本研修終了後3カ月以内に、同上eラーニングサイトにて所定のオンライン教材※2を修了し、病院ERUの技術要員(水・衛生)として正式に登録される意志があるもの※2
※2 所定のオンライン教材については、研修終了時に別途通知すること。
- 費用
- 受講料及び教材費は無料。
研修参加にかかる旅費については、支部・施設所属の方は国際医療救援事業交付金の対象となり、おって申請・充当すること。
なお、同交付金の旅費の扱いについては、平成26年9月30日付人事第445号「本社招集旅費の取扱いについて」及び「令和7年3月7日付人企第32号「旅費法の一部改正に伴う日本赤十字社の対応について」に基づく暫定措置が準用されること。
- 締切日
- 2025年8月29日
- その他
- 受講決定の連絡につきましては、申込期限後1~2週間以内に、施設のご担当者様の電子メールアドレスあて事務連絡をご送付します。
- お問い合わせ先
(1)担当
熊本赤十字病院 国際医療救援部 救援課 富田 香秀
(2)連絡先
E-mail:kokusaiq@kumamoto-med.jrc.or.jp