青少年赤十字加盟校の中村小学校で、平和学習を行いました

令和2年12月3日、下松市立中村小学校5年生48名を対象に総合的な学習の時間において「平和学習」が行われ、日赤県支部から講師を2名派遣しました。

藏本先生

まず、山口県青少年赤十字賛助奉仕団の藏本隆博委員長から、赤十字の成り立ちについてお話いたしました。

赤十字は、戦争をきっかけに誕生した人道支援組織であること。赤十字をつくったアンリーデュナンが、人のいのちの大切さ、目の前の困っている人を助けたいとの思いから赤十字を創ったことを児童に伝えました。

「人道」や「尊厳」といった赤十字とって重要なキーワードを丁寧に説明し、最後は、「平和」がなければ、「人道の実現はできない」と締めくくりました。

後半は、日赤県支部職員から、現在の赤十字社の活動として、主にシリア難民への支援について、写真や映像を交えお話しました。

山口県からも、シリアの隣国ヨルダンに看護師を派遣したことについて触れたところ、児童の関心が高まったようでした。

〇青少年赤十字の加盟について 

〇学校の現役の先生・OBの方々で組織する「山口県青少年赤十字賛助奉仕団」では、団員を募集しています。

〇小・中学校での平和学習に、日赤の講師を派遣いたします。

お問合せ 日本赤十字社山口県支部 事業推進課 083-922-0102