株式会社セブン-イレブン・ジャパンとの間で、24時間いつでも使用できるAED設置等に関する協定を締結しました

日本赤十字社山口県支部では、昨年9月に開始した“いのちを救い、守り、育む”赤十字会員(いのちを守る赤十字会員)制度をもとにした人口集中地区に立地するコンビニエンスストアへのAED(自動体外式除細動器)の設置について、このほど株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(以下セブン‐イレブンという。)との間で協定締結について合意し、本日締結式を行いました。

IMG_8340

山口県支部では、これまで県内の公的施設等に126台のAEDを設置してきましたが、コンビニへの設置は今回が初めてです。24時間いつでも使用できるAEDのセブン‐イレブン店舗への設置が進むことで赤十字の“いのちを守る活動”の推進につながるよう期待しています。

「24時間いつでも使用できるAED(自動体外式除細動器)の設置等に関する協定」締結式

1 日 時 平成28年5月13日(金)14時から

2 場 所 翠山荘1階 ガーデニア(山口市湯田温泉3丁目1-1)

3 出席者 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン 中国ゾーン ゾーンマネージャー 濱﨑 信吾 様

     日本赤十字社山口県支部 副支部長 藤部 秀則

4 協定の概要 

(目的)心停止になった傷病者に対し、早期にAEDによる除細動を実施した場合の救命効果が特に高いことから、県民によるAEDの使用が24時間いつでも可能となるよう、人口集中地区に立地するセブン‐イレブンの店舗に斬次AEDを設置する。

(両者の役割)日赤山口県支部は、AEDの設置、定期点検、メインテナンス等を無償で行い、セブン‐イレブンの店舗は、設置場所の提供、AEDの管理、県民への貸し出しを無償で行う。

(その他)日赤山口県支部は、AED設置マークを店舗入り口に表示すると共に、緊急時にAEDが迅速に使用されるよう設置店舗の名称、所在地について広報に努める。

24時間いつでも使用できるAEDの人口集中地区のコンビニエンスストア等への配備について

現状において、県内には2,000か所(内 日赤配置分120か所)にAEDが設置されていますが、人の心臓が停止したときに、心停止から5分以内にAEDにより電気ショックを行った場合は、救命率が特に高く、電気ショックまでの時間が救命の成否を決定する最も重要な要素であることから、人口集中地区を中心に24時間対応で使用できるAEDを確保するため、新たに日赤山口県支部として、コンビニエンスストア等に計画的にAEDを整備していこうとするものです。

同時に、既に各所に設置されているAEDについても“いつでも使用できる状態”の実現・確保に向けての配慮を今後呼びかけていきます。

IMG_8326 IMG_8347