「コープやまぐち」とタイアップ!「防災学習会」を開催しました!

平成27年1月23日(金)、山口市小郡のコープやまぐちにて、家族や地域で災害時に知っておくと役に立つ防災の知識・技術を学ぶことを目的に、「いざという時に命を守るための防災学習会」を開催しました。

赤十字サポーター(※)でもある生活協同組合コープやまぐち様はコープ組合員の皆さんを対象に、災害時等いざという時に、いのちと健康を守る視点からボランティア活動をする方々のお役に立つことを願って各種学習会を実施しています。

この度は、昨年度の「子どもの病気やケガの手当の学習会」、今年度11月の「災害時の高齢者支援学習会」に引き続いての開催となりました。

最初は、山口県内で起きた災害を振り返るとともに、非常持ち出し品について、席が近い人同士話し合うなどして、防災について、考えていただきました。

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続いて、非常食炊出し訓練です。参加者全員で、非常食炊出し用の袋に白米と水を入れ、袋を釜に入れて炊きあがるのを待ちます。

炊出し用の袋や釜について、参加者の方から積極的にご質問いただき、真剣さが伝わってきました!

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炊きあがるのを待つ間は、コープやまぐち組合員さんによる、非常食クッキング!各グループで考えられたメニューを手際よく作られていました。

災害時を想定し、缶詰やレトルト食品を使う、包丁の代わりに缶詰のふたを使うなどの工夫があり、私たちも大変良い勉強になりました。

そして、どのお料理も美味しかったです!

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一方、茹でていたお米も上手に炊きあがり、組合員さんにも好評でした。

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さて、非常食炊出し訓練に続いては、各種体験コーナーです。

水でもどすことのできるお米やお餅などの非常食試食や、避難所体験などのコーナーがありました。

日赤のコーナーでは、救援物資の展示をし、タオルケットを使ったガウンの作り方、パンストを使った傷の手当ての方法などを練習していただきました。

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学習会終了後には、「実践があって非常に勉強になった」「地域で広めていきたい」などのお声をいただきました。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

日赤では、災害時において大切になる「自助(自分を守る)・共助(互いに守る)」を広め、防災・減災について考えていただけるよう努めています。

防災講習会についてのお問い合わせは、日本赤十字社山口県支部事業推進課(TEL 083-922-0102)までお願いいたします。

※赤十字サポーター・・・当支部が人道の理念のもとに実施している各種事業を、活動資金やそれぞれ営まれる事業に関連した支援協力内容により、サポートしていただく企業・団体等を「赤十字サポーター」として認定しています。