「令和7年度防災ボランティア研修会を開催しました!!」

令和7年11月24日(月・祝)、伯耆しあわせの郷(倉吉市)において、赤十字奉仕団を対象とした防災ボランティア研修会を開催しました。
この研修会は、災害発生時におけるボランティア活動の充実を図ることを目的に毎年実施しており、今年度は「避難所での被災者支援」に関する知識と技術の向上をテーマとして実施しました。当日は、45名の赤十字奉仕団員が参加しました。
研修では、災害時の被災者支援活動への理解を深めるため、特定非営利活動法人 とっとり災害支援連絡協議会 代表理事 佐藤淳子 様を講師にお招きし、「災害時の被災者支援活動について ~東日本大震災被災者支援活動から見えたもの~」をテーマにご講義いただきました。
続いて、「避難所でのリラクゼーション」をテーマに、ホットタオルの作り方や手のぬくもりを用いたタッチケアの実技を行い、参加者それぞれが被災者に寄り添う支援方法のひとつを体験的に学びました。
最後のプログラムでは、「平成28年鳥取県中部地震における避難所での傾聴活動について」と題して、当時の活動の紹介に続き、傾聴のロールプレイを実施し、実践的な声かけや姿勢について理解を深めました。
今回の研修を通して、避難所での被災者支援が 被災された方々の安心感の確保や心身の負担軽減につながる重要な活動であることを改めて認識する機会となりました。
参加された団員の皆様が、学んだ内容を各奉仕団に持ち帰り、地域における災害時の支援活動をより効果的に進めていくための契機となれば幸いです。

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画像 【佐藤講師】

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画像 【リラクゼーション 実技の様子】

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画像 【傾聴ロールプレイの様子】