学生奉仕団が「新!ミュージック・フェスティバル」を開催

 11月27日(日)、児童養護施設鳥取こども学園の体育館において、鳥取学生赤十字奉仕団(委員長 平西 亮太)主催による「新!ミュージック・フェスティバル2022」を開催しました。
 イベントは第1部、第2部にわけて実施。
 第1部では、団員がレクリエーションリーダーとなり、子どもたちと音楽やリズムを使ったレクリエーションをしました。幼児から小学生の子どもたちがたくさん参加し、団員との交流を深めました。団員たちはこの日に向けて、まずは卒団生講師による「レクリエーション研修」を受け、レクリエーションの基礎を身につけました。研修の後は、実際に行うレクリエーションの計画。本番2週間前には、「模擬演習」と題して団員同士で当日の通りに進行する研修を行いました。模擬演習でお互いにアドバイスしあったことを反映し、当日は子どもたちと一緒に思いっきりレクリエーションを楽しみました。参加した子どもたちは、団員と一緒に音楽やリズムに あわせて体を動かし、会場はたくさんの笑顔に包まれました。
 第2部はミュージック・フェスティバル。子どもたちが中心となって歌やダンスを披露しました。団員たちは前日から音響設備や照明設備の設置、会場の装飾と、みんなで分担して作業を進めました。当日は、体育館がまるでライブ会場のようになり、出演者は大型モニターに映し出されました。もちろん団員も出演。職員さんの出し物もあって会場は大いに盛り上がりました。何よりも、コロナ禍でありながら、感染対策を講じて、参加した子どもたちが思いっきり歌えたり踊れたりしたこと、会場が一体となって楽しめたことが、団員たちの大きな達成感につながりました。
 コロナ禍での参集型のイベントの実施には苦慮するものがあります。今年度は、コロナ前から行っている事業をすべて実施することができました。もちろん感染対策を講じるため、新たな制限が加わります。しかしながら、それを「マイナス」に捉えるのではなく、コロナ禍だからこそできる方法を考えることで、新たな事業展開が見えてきます。そして、コロナ禍だからこそ、団員たちも参加してくださる皆様も「参集型事業」の喜びを感じることができます。これからも「コロナ禍だからこそできること」を考え、様々な事業に取り組んでいきます。
 開催にあたりご協力をいただきました関係者のみなさまに厚くお礼申し上げます。

記事;鳥取学生赤十字奉仕団

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