地域赤十字奉仕団研修会で3年ぶりに笑顔で対面

 2月14日、あわぎんホールで3年ぶりに地域赤十字奉仕団研修会を開催し、県内の各地域奉仕団から委員長を中心に77名が参加しました。

 今回の研修会は、奉仕団員として赤十字の知識・技術をさらに深めるとともに、各団の取り組みを共有して活動の活性化を図ることを目的として開催。

 モデル奉仕団の指定を終える5つの奉仕団が活動報告を行い、新型コロナウイルス感染症の影響で奉仕団活動が制限される中、それぞれの地域の特色を活かした活動を他団体と連携しながら取り組んだ事例などの報告がありました。

 また、若い世代に奉仕団活動を知ってもらうために地元の新聞担当者と連携し、地元タウン誌に取り上げてもらったことが非常に反響が大きく、効果的であったなど、奉仕団活動への理解や新規団員の募集強化につながる成功談を交えた活動事例が発表されました。

 続いて、奉仕団が熱心に取り組んでいる献血推進活動への理解を深めていただくことを目的として、徳島県赤十字血液センター 新谷 保実 所長に「献血の現状・課題と糖尿病の話題」と題した講演を行いました。

 血液の基礎についての説明やコロナ禍での献血の現状について、イラストやグラフを交えて現状報告を行い、日頃、地域での献血推進にご尽力いただいている奉仕団員にとって、有意義な研修会でした。

 3年ぶりに奉仕団員が一同に会して研修会を開催することができ、団員同士が情報交換するとともに、各地域における奉仕団活動の現状を共有することで赤十字奉仕団員として知識や理解を深めることができました。

画像 モデル奉仕団による活動発表

画像 血液の成分について説明する新谷所長