みんなを導くリーダーへ - 青少年赤十字オンライントレセン(高等学校の部)開催 -

 学校や地域でリーダーシップを発揮できる生徒を育成する青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター 高等学校の部(以下「トレセン」という。)を、822日に開催しました。

 県内の新型コロナウイルス感染急拡大に伴い、日程を2日から1日に短縮しオンライン形式での開催となりましたが、5校から10名の生徒が参加し、リーダーとして必要な自主・自立の精神を身に付けました。

 参加生徒は赤十字の成り立ちや日本赤十字社の事業、現在でも続いているウクライナ危機から国際人道法などについて学習するとともに、青少年赤十字の態度目標(気づき・考え・実行する)や、先見(先を見通し行動することの備え)、リーダーシップ等について、自らの発表を通して学びを深めました。

 また、救急法講習で心肺蘇生法の手順を教わったり、非常時の持ち出し品についてグループワークを行ったりするなど、もしもの際に地域のリーダーとして活動できるプログラムも実施しました。

 参集形式で体験する予定であった炊き出しについては、支部事務局の室内に実際の災害用移動炊飯器を持ち込み、組み立て方法を支部職員が説明。炊き出しの際に使用する炊飯袋でも実際にお米を炊いたり、お米以外に蒸しパンなども作ったりして炊き出しの雰囲気を味わっていただきました。

 今回、トレセンに参加した生徒には、この学びを学校生活、そして日常生活の中で実践し、学校だけではなく、地域でリーダーとして活躍することを期待しています。

画像 国際人道法でジュネーブ条約について学ぶ参加者

画像 指導員のリズムに合わせて参加者は、ペットボトルを押して胸骨圧迫