誰だってヒーローになれる✨~夏休み「小学生救急法講習」~
8月9日(日)日本赤十字社京都府支部にて、小学生を対象とした夏休み「小学生救急法講習」が行われました✨
京都市内を中心に19名の小学生が集まり、中には遠方兵庫県より参加してくださったお子さんも!大盛り上がりとなった小学生救急法講習の様子をレポートいたします😊
<ドキドキの集合、みんなと仲良くなれるかな?>
講習の開始時間が近づくにつれ、少しずつ集まってこられた参加者の皆さん!
お父さん、お母さんに手を引かれやってくる子どもたちの顔にはまだ少し緊張の表情が浮かびます。
保護者の方と別れて着席するとますます緊張気味の子どもたちですが、救急法指導員の「おはよう、今日はよろしくね」「楽しみにしてきましたか?」等の優しく目線の合わせた声掛けに少しずつ緊張がほぐれ、卓上に用意された塗り絵を楽しみながら、「色鉛筆一緒に使おう!」や「上手だね」など、隣の席のお友達とも会話を楽しむように✨
<いよいよ開講!今日は何をするのかな?>
夏休み「小学生救急法講習」いよいよ開講です!!
まずは山本指導員(通称:赤十字おじさん)によるアイスブレイク。
「後出しじゃんけん」では、何の手が出るかとみんな集中して挑戦。お友達とも声を掛け合いながら、無事、赤十字おじさんに勝つことに成功しました!
<命を守るヒーローへの挑戦!>
それではいよいよ、“一次救命処置”をみんなでやってみます!
赤十字おじさんからは、「上手にできなくても大丈夫、まずはやってみることが大事です。できてもできなくてもみんな100点満点だよ」というお話があり、子どもたちのやる気にもスイッチが入りました🔥
①まずは、周囲の安全を確認!
倒れている人に駆け寄る前に、危ないところはないか、上下左右前後、しっかりと確認します。
②「大丈夫ですか?」倒れている人に声かけを!
倒れている人の方を軽くたたき「大丈夫ですか?」と声かけを。
③いよいよ胸骨圧迫をやってみます
みんなで倒れている人の心臓を押してみます!胸骨圧迫の深さはおおよそ5㎝程度が目安とされていますが、これがなかなか難しい、、
頑張って押してもなかなか胸が沈まず、あちこちから「難しい!」「できない!」との声が。
1人でできないときは、みんなで!お友達と協力しながらやってみると、しっかりと胸が沈み込むくらいまで心臓を押せるようになりました。
④AEDを使ってみよう
まずは赤十字おじさんからAEDのお話が。「みんな、AEDってどこにあるか分かる?見たことある?」との問いかけに、「学校にあったよ!」と、身近に見たことがある子も!
「今まで見たことない子も、帰り道にぜひ探してみてね!」
⑤こどもチームVSおとなチーム
最後に、ここまで学んだことを、おとなチームと一緒にやってみます。
ここはさすがのおとなチーム、スムーズな連携におとなの余裕を見せつけました!
こどもチームも負けません!みんなで協力して一生懸命やってみます!
赤十字おじさんからは最後に「救急車が来るまでの間、みんなが出来ることをやってくれたら、倒れた人が助かるかもしれないよ」とのメッセージが。
子どもたちからは「難しかったけど楽しかった。」や「ママが119番をして、おじいさんを助けたことがある。とってもかっこよかったので、私もママみたいなヒーローになりたい!」との感想がありました。
<みんなの協力が必須!搬送にチャレンジ>
続いて、毛布での搬送をやってみよう!
倒れている人を見つけ、安全で休める場所に運んであげたい!そんな時、身近にある毛布がとても役立ちます。
毛布の端をくるくると丸め、持ち手を作ったら、みんなで持ち上げて運びます!
「くるくる」と端をまるめ、頑丈な持ち手を作ったら、、、、
「せーのっ」の掛け声で一斉に持ち上げます!みんながんばれーー!!
「いちにっ、いちにっ」と声を掛け合いながら方向転換もばっちりです。1人では難しいことも、皆で協力したら百人力!お友達をしっかりと運ぶことができました!
子どもたちからは「楽しかった!」との声も。「私も運ばれたい!」との声が相次ぎ、結局全員分の搬送(計19名)に挑戦しました(笑)
<家族で学びぼう、いざという時の備え>
続いては、親子で一緒にいざという時の備えについて考えます!
赤十字おじさん(山本指導員)「令和8年7月に発生した熊本地震では、多くの方々の暮らしに大きな影響が及びました。災害は決して遠い地域だけの出来事ではありません。いざという時に自分や大切な人を守れるよう、この機会に家族で一緒に防災について学びましょう。」
①新聞スリッパを作ってみよう!
まずは、避難所での生活にも役立つ「新聞スリッパ」をみんなで作ってみます!
避難所の生活では、スリッパが足りず靴下のみで長時間過ごされた方も、過去の災害において多くいらっしゃいました。足元の冷えは全身を冷えさせ免疫力を低下させることで、様々な体調不良を引き起こすことがあります。そこで、新聞だけで簡単にできる新聞スリッパの作り方を覚えておくといざという時とても役に立ちます!さあ、みんなで作ってみよう!!
足の形に添って作ることができる新聞スリッパ。工夫して子ども用に小さいサイズのスリッパを作っている親子も!!サイズ感がとってもかわいいです(笑)
協力してお互いのスリッパを作っている親子も!みんなで一緒に作ると楽しいね😊
参加者からは「意外と履きやすい」や「すごくあったかい。おうちでもできそうだからやってみます!」などの嬉しい感想もありました。
②段ボールベッド組み立て大作戦!!
最後は、大人も子どももみんなで段ボールベットを作ってみます!
段ボールベッドは、災害時の避難所で活躍する簡易ベッドです。 床から少し高さがあるため、ほこりや冷気を避けることができ、体への負担を軽減します。また、プライバシーの確保にも役立ち、避難生活を少しでも快適に過ごすための大切な備えの一つです。
では、どうやって作るんだろう?みんなで協力してやってみよう!!
「うーーん、中に入るのかなあ?」
それは、君にしかできません(笑)
この様な小さな段ボールの箱をたくさん合体させて、人がのってもびくともしない頑丈な段ボールベッドが完成します!
こんなに乗っても大丈夫!!寝心地もばっちりです。
<おわりに>
盛りだくさんの1日が終わり、最後に赤十字おじさんから、
「赤十字で、今日どんなことを勉強したか、おうちに帰ってぜひお話してみてね。みんながヒーローになれるってことを忘れないでね!」
との熱いメッセージが!
今日一日がんばった子どもたちに修了証を授与し、夏休み「小学生救急法講習」が閉会となりました。
参加した子どもの1人からは、
「今日学んだ、心臓マッサージなどを何か起こった時に活かせるといいなと思いました。普段学べないことがたくさん学べてよかったです!」
との感想もいただきました。
講習のはじめは少し緊張していた子どもたちも、帰る頃にはたくさんの笑顔を見せてくれました😊
「難しかったけど楽しかった!」 「またやってみたい!」そんな声があふれた一日。
今日学んだことをおうちで家族に話しながら、命を守る知識や防災への意識を少しずつ広げていってくれたら嬉しいです。
そしていつの日か、この日の経験が誰かを助ける力になることを願っています✨