協力者を集めて命をつなぐ行動を学ぶ ~京都市立神川小学校~
5月21日(木)、京都市立神川小学校において、同校の教職員約30名を対象とした赤十字救急法講習会を実施しました。今回は、青少年赤十字加盟校の指導者である先生からお声がけいただき、開催が実現しました。
学校現場での緊急時対応を想定し、胸骨圧迫などの一次救命処置に重点を置いてトレーニングを行いました。特に今回は「協力者」に焦点を当てた内容としました。救急車が到着するまでの間、一人で胸骨圧迫などの一次救命処置を続けることは、精神的にも肉体的にも非常に困難です。だからこそ、応急手当はできるだけ多くの人で協力し、倒れている人・苦しんでいる人の力になることが大切です。
赤十字救急法では、疲れてくると胸骨圧迫が弱く(浅く)なってしまうことから、協力者がいる場合は1~2分ごとに交代することを説明しています。「一人で頑張り続ける」のではなく、周囲に声をかけ、皆で命を助ける。その考え方は、赤十字救急法が大切にしているポイントの一つです。
この日は、先生方が熱心にトレーニングに取り組まれました。もちろん学校では事故がないことが一番ですが、もし児童や先生方の仲間に何かがあった時には、みんなで協力して応急手当を実施しようという意識が高まる講習会となりました。
日本赤十字社京都府支部では、今後も学校や地域において、苦しんでいる人を前に"行動できる人"を育てることを目指し、救急法の普及に努めてまいります。救急法講習会の実施をご希望の場合は、いつでもお気軽にお問い合わせください。講習には、厳しい指導員養成過程を修了した、優しいボランティア指導員を中心に派遣しています。