母の日はRedCrossカレーで防災力UP!~掛津区で炊き出し研修を開催~
令和8年5月10日(日)、京丹後市の掛津区民センターにおいて、掛津区婦人会・京丹後女性連絡協議会応援塾の皆さま主催による防災フェスタ(赤十字防災セミナー)が開催されました。
(地域主体の防災研修)
今回の研修は、地域の方々が主体となって企画・運営されました。ハイゼックス(耐熱ポリ袋調理法)を用いた炊き出しのための食材調達から下ごしらえ、資器材の手配、会場準備に至るまで、すべて地域の皆さまの手で進められました。
当日は掛津区民約40名が参加。当初は「ご飯だけハイゼックスで炊いて、カレーはレトルトでも」と提案しましたが、「カレーも手作りで!」という皆さまの意気込みにより、本格的なカレーライスの炊き出しが実現しました。
(災害への備えを学ぶ)
炊き出しに先立ち、赤十字防災セミナー指導者による「災害への備え」の講話を実施しました。能登半島地震災害の事例を交えながら、自助・共助の重要性について再確認しました。
丹後半島も能登半島と同じく日本海側に突き出た地形であり、来年(令和9年)には北丹後地震から100年の節目を迎えます。次に発生する地震災害は南海トラフ地震とは限りません。いつ地震が起きてもおかしくない地域だからこそ、日頃からの備えが大切です。
(炊き出しを通じた地域のつながり)
炊き出しの合間には、ゲームを交えたコミュニケーションづくりのほか、赤十字防災セミナーボランティア指導者の松本眞一さん(舞鶴市役所職員として東日本大震災復興支援を経験)による防災マップの見方、木下敦志さん(現役警察官)による防犯の知識なども紹介されました。
そして、お楽しみのハイゼックス炊き出しカレーはというと、これが大成功。参加者からは「思っていたよりも美味しい」「炊き出しをしながら地域の課題について話し合えた」「これからの地域のつながりが大事だと実感した」などの声が寄せられ、防災を通じたコミュニティづくりの重要性が再確認されました。
(今後の展開)
今回の研修をきっかけに、継続的な防災研修の開催が期待されます。普段から炊き出しを地域のお祭りやイベントで取り組んでいただければ、失われつつある地域のつながりを取り戻す一つのきっかけになるのではないでしょうか。
日本赤十字社京都府支部では、地域の方々や各種団体様からのご要望に応じて防災セミナー指導者を派遣しています。興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。お問い合わせ:日本赤十字社京都府支部 事業推進課 電話 075-468-1182