勇気ある『バイスタンダー』をめざして~西ノ京中学校救急法講習会~

3月5日(木)西ノ京中学校(今年度 青少年赤十字加盟)で救急法の講習会があり、午前中は2年生の各クラス、午後は育成学級で行われました。

午前中の講習では授業中に学習した内容に触れると、それを確認するように納得した表情で頷き、新しいことを知ると目を輝かせて聞く姿に講習への真剣さと素直さを感じました。実技では実際にやってみて最初はその難しさを感じることが多い中、何度かやっているうちに少しずつ自信がついてきた様子でした。また、胸骨圧迫をするときに同じグループのメンバーが自然と手拍子でテンポを取る姿に自然と『協力』の大切さを実践できていることに指導員も驚かされました。

育成学級の講習では「救急法とは…大切な命を守るための学習をします」というと「大きな声で誰かを呼ぶこと」「救急車を呼ぶこと」「心臓マッサージをすること」と積極的に答えてくれたのと、その意識の高さに驚かされました。講習中もテンポを確実に言える人、確実に胸骨圧迫ができる人。…短い時間でしたが集中して頑張っていました。また、教室に戻ったところで担任の先生が倒れた様子を見せるとみんなで学んだことを実践練習してくれたそうです。

講習の最後に中村指導員からのメッセージがありました。
中村指導員は現在、救急救命士を目指しています。自分が救急法の指導員になった理由の一つとして「バイスタンダーを一人でも増やしたい」と。彼の思いはこの講習を通してしっかりと生徒の皆さんに伝わっていたようです。

<中村指導員の活躍はこちらから!>

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《~生徒の皆さんの感想より~》

*人の命を自分の手だけで救う事は難しいけど、AEDがあるおかげで人の命が救えるんだと改めて気づいた。今回の救命講習会で学んだことを、もし人が倒れている場面に出会ったら活かしていきたいし、教える身にもなりたいと思いました。
*胸骨圧迫法は他の人と協力して止まらずにすることも大切だと学ぶことができた。知識が増えたので家族にも伝えたい。また将来に生かしたいと思う。
*いざとなったら必要になる貴重な体験になりました。この体験は一生、活きてくると思うので、「勇気あるバイスタンダー」になれるようにしていきたいです。
*私は人が倒れていたり、意識を失ったりしている際に、見守ったり助けを呼ぶだけではなく、119、胸骨圧迫、AEDなどバイスタンダーとしてできる最大限のことをすることがとても大切だと思いました。また今回知識をつけるだけでなく、実践できてとても勉強になりました。
*知るだけで終わる人じゃなく、もしそんな状況が起きたとき迷いなくできるようにしたい。人の命が助かるかどうかの問題だから責任重大だしやるときは本当に真剣にやろうと思った。
*人の命を守る事はだれもができないといけないと思ったし、だからこそ今回実習できたのは本当によかった。みんなができるようになったら助かる命も増えると思った。
*救命講習は今回で2回目だったけど、1回目にしたことを思い出しながらできたし、改めて難しさと重要さを知ることができました。いざという時、すばやく冷静に人命救助を行いたいと思いました。
*母親や父親が倒れた時は私が助ける!という勇気が出ました。
*人の命の大切さを改めて感じることができました。もし事故などが起きてしまったら救急車が来るまでの間に自分ができることを考え、今日習ったことを存分に発揮できるようにしたいです。傷病者の人の生存率を高めるために、普段からもしもの時に備えてAEDはどこにあるのか、119番に電話したときの情報の伝え方等はどうなのか、など意識して生活したいと思います。貴重な体験でした。
*命を救うために必要なことだから、手順を間違えたくないし、その人のこれからの人生を救うことだからためらいとかなくできるようにしたいです。
*僕は今回で救急車が来るまでの10分間の行動は人の生死を左右する時間だとわかりました。命を守るためにはどれだけ素早く始めるかが大事で、「AEDを持ってくる人」、「心肺蘇生をする人」でうまく役割分担しなければならないことがわかりました。これからこのような場面に遭遇した時、自分なら立ちつくしてしまうと思うので、勇気を持って振り絞って行動に移したいです。
*人の命を助けるためには、少しでも早く胸骨圧迫やAEDを使用したりする行動が必要だとわかった。胸骨圧迫は体重ののせ方が大事ですごくしんどかった。人を助ける勇気のスイッチを押して生きる確率を上げるようにしたい。恥ずかしがらずに人を助ける思いを持っていたい。
*僕は人命救助なんて僕にはできないし、周りの人はわかっていると思っていたので、僕が助ける必要ないと思っていました。しかし、今回の学習を通して自分にも人を助ける力をつけることができたので、率先して人を助けようと思いました。
*実践的な救助活動をして、勇気と自信を持つことができました。この体験が無駄にならないようにしていきたいです。
*初めてすることばっかりだったけど、自分たちにもできる救命法だった。もし誰かが倒れたときは今回学んだことを活かして、少しでも命をつないでいこうと思う。
*いろいろな人が協力することで人を助けることができるとわかりました。
*これからは3つのプッシュを忘れずに勇気を出して押せるように今日の学習を忘れずにいたい。
*チャレンジ体験で学んだことを活かして取り組むことができた。1回目ではなかなか上手にできなかったことも見本を参考に1回目よりスムーズにできたと思う。実際に倒れている人を見かけると焦ったり、緊張して練習通りには難しいと思うけれど、講習で学んだことを活かしたい。また上級救命講習などを受講してたくさん練習し、技術の向上につなげたいと考えた。

《保健体育科 𠮷田教諭より》

はじめての実習でも、仲間と協力して行ったり、指導員の方に個別に教えていただくことで安心して取り組むことができたと思います。また、自信がついたと思います。それは、技能を身に付けただけではなく、指導員の方から経験談や熱いメッセージをいただいたからだと思います。ありがとうございました。

《育成学級担任 山崎教諭より》

自分、そして他人の命を守るためにきちんと正しい知識を学び、技術を身につけてほしいと思います。困ったときは大きな声で助けを呼ぶこと、一人でできないことも協力することでできることがあることを学んでくれたと思います。今後も機会があれば学び続けてほしいです。