京丹波町立蒲生野中学校(中学一年生) が災害エスノグラフィーとダンボールベッドづくりを体験
昨年10月、青少年赤十字(JRC)加盟校である京丹波町立蒲生野中学校の1年生が、赤十字防災セミナーを授業で学習しました。
指導にあたったのは赤十字防災セミナー指導者の木下さんです。木下さんは、現役の警察官として勤務しつつ、休日には赤十字の防災セミナーや救急法の指導員として活動されており、大学生時代には京都府学生献血推進協議会の渉外局長を務め、持ち前の熱い力で何十人もの大学生を献血ボランティアに勧誘した“伝説”の渉外局長としても知られています。
災害エスノグラフィー ~「自分のこと」として災害を考える授業に~
授業前半では、被災者の体験記を読み解く「災害エスノグラフィー」を実施。
災害エスノグラフィーとは実際に被災された方々の実体験が物語になっており、生徒たちは、被災した人が「何に困り、どう考え、どう乗り越えたか」をグループで議論しながら読み解いていきました。
ある生徒は、「災害を経験したことがなくて自分には関係ないと思っていた。でも体験談を読むと油断していたら命に関わることがよく分かった」と感想を述べ、災害が“自分ごと”へと変わっていく気づきが見られました。
ダンボールベッドづくり~「助ける側」の視点に気づく~
後半のダンボールベッドづくりでは、仲間と協力しながら組み立てる中で、「どう説明したら初めての人でも安心して使うことができる?」「避難所で困っている人がいたらどう手伝える?」 といった“支援する側”の視点を自然と考え始めていました。参加した生徒からは、「本当に作る場面があれば、組み立てを手伝ったり、ダンボールベッドの良さを説明できると思った」 という声もあがり、“地域で助け合う力”が育つ時間になりました。
防災授業が「地域の力」へ
今回の防災授業は、青少年赤十字加盟校として日頃の学びを深めるだけでなく、自分の命、家族の命、そして地域の命を守る意識を育てる大きなきっかけとなりました。
赤十字防災セミナーは随時受付中!
木下さんは、「地域でも学校でも、必要とあればいつでも伺います!」とのこと。
防災の「正しさ」を教える場というより、参加者みんなで気づき、考え、学び合う時間を大切にしています。
防災授業・講演・ワークショップなど、学校・地域・企業でのご依頼も大歓迎です!
お気軽に日本赤十字社京都府支部 防災セミナー担当(電話075-468-1182)まで、お声掛けください。