「水の事故が急増中!泳げなくても助かる方法がある」~宇治市立御蔵山小学校6年生~

画像 エレメンタリーバックストローク「通称イカ泳ぎ」の練習中

エレメンタリーバックストロークはwebCrossからご覧いただけます。(動画の 1:26 あたり)

 7月11日に宇治市立御蔵山小学校(青少年赤十字加盟校)で、毎年恒例の水上安全法短期講習を実施しました。小学6年生約110人を対象に、着衣泳(※着衣泳とは衣服を着たままその浮力を利用して浮いて救助を待つ方法です)など、泳がずに浮くなどして救助を待つ方法をトレーニングしました。
 今年は例年に増して暑い日が続き、それに伴い水の事故も急増しています。溺れる人は自力で水中で呼吸が出来なくなり溺れてします。そういった状況に陥った時は、落ち着いて浮くなどして呼吸を確保し、救助を待った方が生存の確率が高くなります。
 この日の目標は、浮いて救助を待つために浮き身をマスターすることです。実は「浮いて待つ」のは意外と難しくトレーニングが必要です。そこで通称「イカ泳ぎ」と呼ばれるエレメンタリーバックストロークも一緒に練習します。着衣の状態でも濡れた服がまとわりつかず、比較的簡単に習得することができます。
 日本は四方を海に囲まれており、美しい河川も豊富ですから、ぜひ、もっと多くの人たちに溺れない技術を学んでいただいて、海水浴や川遊びを安全に楽しんでいただければと思います。