令和4年度国際交流事業(第1部)を実施 ~青少年赤十字創設100周年記念~

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令和4年10月2日(日)に、青少年赤十字創設100周年事業の一環として、令和4年度国際交流事業(第1部)がオンラインで開催されました。
日本からは26支部、海外からは17の姉妹赤十字・赤新月社が参加し、今まで国際交流事業に参加することができなかった中東やアフリカ地域からの参加者とも交流を深めることができました。

画像 講演の際は各国の参加者から積極的な質問がありました

今回の国際交流事業のテーマは「気候変動~未来と世界をまもる行動をともに~」です。
地球規模の課題である気候変動に目を向け、その影響を最も大きく受けることになる世界中の若い世代が、赤十字の取組や取るべき行動について学び・考える機会を提供し、今後の活動に資するために行われるものです。
プログラムの中では、気候変動が世界に及ぼす影響について、オランダにある赤十字気候センターのサネ・ホゲスティガーさんとオーストラリア赤十字社のヘイリー・ペインさんによる講演が行われたほか、気候変動の影響に直面しているバヌアツ赤十字社のマヌ・ジョンさんによる植林等の取組が紹介されました。

画像 バヌアツ赤十字社による事例紹介

その後行われたホームルーム(グループ)毎のディスカッションでは、「身の回りにある気候変動」について意見が交わされました。

画像 ディスカッションでは同じホームルームのメンバーと意見交換

京都からは京都府立嵯峨野高校の浅井瑳月さん、藤井美宇さんと安東悠真さんが参加し、気候変動に際して自分たちにできることは何か、インドネシアやミャンマー、アルメニアのメンバーと英語で意見を交わしていました。
プログラムを終えた後、浅井さんは「今日学んだことを家で家族に共有したい!」、藤井さんは「学校のJRC活動で学んだことを調べてまとめたい!」、安東さんは「災害が起きた場所の現状を知りたい!」とそれぞれの意気込みを語ってくださり、世界のメンバーとつながる中で、実りある時間になったようです。

画像 京都からの参加者の藤井さん(写真 前列左)、浅井さん(写真 前列右)と安東さん(写真 後列左)

令和4年度の国際交流事業は、11月5日(土)、11月6日(日)に第二部を開催予定です。第1部で学んだことをさらに深化させていきます。