視点を変えてみることが大切です~感染症流行時においても全ての人々に人間の尊厳を~

日赤京都府支部の松田聰主事が、8月4日(水)に京都南ローターアクトクラブさんからの依頼を受けて、「感染症流行時においても全ての人々に人間の尊厳を~Dignity for all ~」と題してオンライン講演を行いました。
 同クラブは社会貢献活動に熱心に取り組んでおられ、過去にも赤十字運動や献血の持つ意義についての講演を受けていただいています。今回は、コロナ禍において、自分たちに出来ることは何かを探すヒントにするため、日赤が啓発している「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう~負のスパイラルを断ち切るために~」を基に、新型コロナウイルス感染症への不安が負のスパイラルとなり、人々の差別的な言動となって表れていること、不安や恐怖に振り回されないためには、情報を鵜呑みにするのではなく、自分で考えることが大切であることを伝えました。
 受講者からは「講演では触れられていないが死因別の死亡者数グラフで自殺者の多さに気づき衝撃的でした。私たちはいかなるときも助け合うことが大切であり、様々な視点からの情報を得ることの大切さを改めて感じました。」といった感想が寄せられました

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