令和4年度青少年赤十字指導者研修会を開催しました。

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 9月20日(火)、香川県社会福祉総合センターにて「令和4年度青少年赤十字指導者研修会」を開催しました。
 この研修会は、県内の各学校の先生方を対象に、赤十字の思想・理念を学校教育の場に取り入れていただくため、毎年開催しているものです。
 今年度は、講師として、兵庫県教育委員会が編成している「震災・学校支援チーム(EARTH)(以下「EARTH」)」の上田 敦史 氏と金戸 竜 氏をお招きしました。
 EARTHは、兵庫県の教職員からなるチームで、大災害発生時には避難所となった学校での支援を、平時には防災教育や防災体制に関する講演活動などを行っています。
 今回の研修会では、「災害発生時からその後に向けて ~地域の復興と学校の再開を目標に~」と題して、前半は、今までのEARTHの取り組みの紹介を始め、実際に学校が避難所となったときにやるべきことや、課題をできる限り少なくするために平時からやっておくべきことについてご講演をいただきました。
 後半は、ワークショップとして、「クロスロードゲーム」を行いました。「クロスロードゲーム」とは、災害発生時に予想される各種課題について、自分だったらどのような選択をするのか考えるゲームです。
 参加された先生方からは、「グループに分かれて話し合ったが、どれも正解のない問題を、それぞれの立場で、活発な意見交換ができた。」「学校が避難所となった際には、実際に答えのない選択が迫られる場面に多数直面するが、そのたびに決断し避難所運営を行っていかなければならないことを実感できた。」との感想をいただきました。

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