高山市立栃尾小学校と京都大学防災研究所が防災教育でコラボ!

青少年赤十字加盟校の栃尾小学校では、過去に校区で起こった大規模な土石流災害を教訓に、京都大学防災研究所(以下京都大学)から雨量観測システムなどの機材の提供を受け、毎年4年生の児童が、毎日の雨や空・山の観察(ぼうさい空日記)を行うことで、児童一人一人の雨に対する感覚を養い、雨の危険を知る活動に取り組んでいます。

本活動は、今年で6年目となり、児童から家族、地域へと気象に関心を持ち、詳しくなる人が広がることで、地域の防災力向上につながっているほか、児童が毎日記録する『ぼうさい空日記』の情報は、京都大学の研究にも役立てられています。

10月18日に開催された今年度3回目の京都大学とのコラボでは、「防災クロスロードゲーム」の学習が行われ、教科書から学んだ知識だけではなく、半年間のぼうさい空日記の活動の経験を踏まえた意見が交わされ、子どもたちの雨に対する感覚が着実に養われてきていることが伺えました。

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 京都大学宮田准教授や香川大学竹ノ内講師と、ぼうさい空日記について話し合いました。

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京都大学防災研究所提供「雨量観測システム」と児童が毎日記録する「ぼうさい空日記タブレット」