「令和7年度救護班要員研修Ⅰ」を実施しました
日本赤十字社福岡県支部にて、令和7年6月19日(木)に福岡県内の赤十字施設の職員を対象とした救護班要員研修Ⅰを実施しました。
本研修は、災害救護活動を行える救護班要員としての基礎的な知識・技術を習得することを目的として毎年実施しており、今年度は医師・看護師含む38名の職員が日赤救護班の活動内容や資機材の取り扱いなどについて学びました。
応急救護所の設置では、勤務する施設や職種の異なる職員が意見交換しながら、被災者の受け入れ態勢の整備のために取り組んでいました。
資機材の取り扱いについては、緊急車両の取り扱いや応急救護所設置訓練、無線通信訓練を通じて、有事に安全かつ迅速に活動を行うための知識・技術を身につけました。
また、日本赤十字社は災害発生時、災害救護活動に留まらず避難所の運営協力や生活支援など、救援の隙間を埋める新たな支援活動に取り組んでいます。今回の研修では、被災者の生活再建支援制度について専門である福岡県福祉総務課の職員の方を招き、ご説明いただきました。
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日本赤十字社では、今後想定される大規模地震や昨今多発する気象災害時の対応ができる救護員の育成・能力向上を図るため、平時より研修会・訓練を実施しています。