中学生が「災害エスノグラフィー」を体験

1028()11月4日(木)に、聖籠町立聖籠中学校にて、防災学習を行いました。

内容は、

●「災害に備えるための知識と自分自身で身を守る方法」

●「災害エスノグラフィー(過去の災害の追体験)」

●「避難の際に持ち出すモノについて」   と、大きく3つのセクションに分けて講義を行いました。

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今回は、この聞き慣れない「災害エスノグラフィー」について紹介します。
実際に被災された方の体験記を読むことで、過去の災害を追体験します。読み進める中で災害体験者は何に悩み、苦労し、どのように問題を解決していったのか、一連の流れを明らかにします。そこから、災害の全体像を理解し、次に何が起こるのかを想像するための力を養います。

体験した生徒たちからは、「災害時のリーダーの役割と重要性を学び、自分も将来率先して動ける人になりたい」「隣近所にどんな方がいるのかを知り、自分のことを知ってもらえていることの大切さを学べることができた」といった感想がありました。

また今回は、地域との連携も目的として、聖籠町赤十字奉仕団員も参加し、奉仕団の活動紹介や生徒と一緒に講義を受けました。

日本赤十字社新潟県支部では、このように災害・防災・減災に関する講義も行っております。

大規模災害が想定されている今、みなさんの学校や自治会、職場等でも防災・減災について考えてみませんか。

詳しくは新潟県支部までお気軽にお問い合わせください。

担当:事業推進課 025-231-3121