勇気をだして自分のできることを精一杯するために ~生徒と先生が、大切な『命』を守るために同じ時間を共有~
6月10日、西京高等学校で部活動の代表者と顧問の先生、防災リーダーの50名が参加のもと、赤十字救急法講習会が開催されました!
内容は心肺蘇生法とAEDの使い方を各自が体験、さらに、熱中症の予防法や対処法です。
最初に『命の記録~ASUKAモデル~』の動画を真剣なまなざしで視聴、その後の一次救命処置の実技の場面でも仲間にしっかりと声掛けするなど、一生懸命に取り組む姿勢には指導員も感心するほどでした。
また、生徒と先生方がお互いに評価しあい、大切な『命』を守るために同じ時間を共有できることも素晴らしく、その意識の高さに驚かされました。
西京高等学校では毎年この時期に救命講習会を実施されています。
担当の養護教諭の先生は「万が一、部活動中に事故が起こったら、家族や友だちなど自分の大切な人が倒れたら…事故はどんなに気を付けていても起こることがあります。
その場に遭遇したら、とても怖いと思いますが、勇気をだして自分のできることを精一杯することで、助けることができます。今回の学びを自分の身近な人に伝えてください。そして、万が一の時には、リーダーとして行動して欲しいと思います。」と仰っていました。
最後には教頭先生が、「先生方の中には何度も講習に参加されている方がおられます。自分のできることはするのが使命、自分の大切な人が苦しんでいたり倒れていたりした時に後悔、悔いの残らないように自分のものにする・・・」といったお話をされていました。
『救急法を学ぶ』意味を先生方の姿勢やお話から感じることのできた生徒さんもいたのではないでしょうか。
日本赤十字社京都府支部では、京都府内の学校でもご依頼により各種講習会を開催しています。
大切な「命」を守る赤十字救急法を、ぜひ一緒に学びませんか?