災害について知ることが出来ました~高校生メンバーが防災セミナーを受講~

6月14日に京都府青少年赤十字高校生メンバー協議会(以後、JRC高校生メンバー協議会 JRC=Junior Red Cross)のメンバーが、
日赤京都府支部において赤十字防災セミナーを受講しました。
受講したのは京都聖母学院、京都府立西乙訓高等学校、京都府立嵯峨野高等学校、京都府立北嵯峨高等学校のJRC高校生メンバー26人です。

この日は、災害時から命を守るために必要な「自助」「共助」の力を向上させるために、自分たちに出来る取り組みは何かを考えてもらいました。まずは、能登半島地震災害で現地に救護活動にあたった赤十字職員から、被災地の状況や避難所の様子、過去の災害の事例、教訓などを学びます。
その後、カードゲームで実際の避難所運営をイメージすることができる「ひなんしょたいけん」に挑戦。トイレが使えない、子どもがインフルエンザに感染している、ネコを連れて避難所に来られた方など、様々な課題をグループで話し合いながら解決していきます。

受講したメンバーからは「災害について知らなかったことを知ることが出来た」「人それぞれの事情があるなかで判断をしないといけないことが難しかった」といった意見が出ました。
これからリーダーとなる若い世代の皆さんが、防災について考えるきっかけ作りの場が増えるよう、赤十字ではこれからも防災教育を進めて参ります。

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