「助け合う社会を救急法で築きましょう!」指導員95人が研修会を受講
日本赤十字社京都府支部では赤十字救急法講習指導員の研修会を2月2日、8日、17日、18日の4日間にわたり開催しました。
この研修に95人もの指導員が参加し、指導員としてのスキルを高めました。
また、救急法の基本的な知識や技術だけでなく、昨今の世界各地での紛争に関して、国際人道法の普及の重要性を再確認しました。
国際人道法では赤十字・赤新月のマークをつけたスタッフや建物、車両などを保護しなければならないと定められています。
しかし、紛争地で活動する赤十字・赤新月社のスタッフが危険にさらされている現状があるからです。
救急法指導員が目指すのは、救急法の知識や技術の普及を通じて、すべての人が安心して助け合える社会をつくることです。
また、研修では「わかりやすい日本語」で救急法を伝えることの重要性にも焦点を当てました。
これは、日本に住む外国の方々だけでなく、子供や高齢者、障害のある方々にも救急法を理解してもらうようにするためです。
専門用語を使わず、みんなが理解できる言葉で伝えることが、より多くの人に救急法の知識を広める鍵となります。
さらに、救急法の実技については、参加者同士でディスカッションを行いながら楽しく再確認しました。
救急法を学んでくださる方が増えることで、地域の皆さんがいざという時に助け合える力が強まります。
これからも、私たちは人々の命を守るための活動を続けていきます。
興味のある方はぜひ赤十字救急法講習会をご受講ください。
また、指導員の派遣も行っておりますので、電話075-468-1182(赤十字講習担当者)までお気軽にお問い合わせください。