「救急法で一番大切なこと」日本初!!警察官の赤十字救急法講師が誕生

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 現役警察官であり、ボランティアの救急法指導員でもある山本隆之さんが、赤十字救急法「講師」に認定されました。講師とは、救急法の「指導員」を養成する資格のことで、いわゆる先生の先生です。日赤が1926(大正15)年に救急法の普及をはじめて以来、赤十字の職員以外で講師に認定された日本初の快挙です。山本さんは警察学校での指導だけでなく、休日には市民の方々に対する救急法の普及にも尽力され、その高い見識と技術、情熱が高く評価されました。

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 2月17日には、日赤京都府支部で上田事務局長から山本さんへ認定書が手渡され、その模様はテレビ局からも取材されました。山本さんは「先月24日に大雪の影響で多数の乗客が列車に閉じ込められたとき、乗客同士で声を掛け合い、交代で座席に座ったりといった助け合いがあったと聞きました。救急法で一番大切なことは、人の痛みを感じ、勇気を出して声を掛けることです。かつてのアンリー・デュナンがそうであったように、苦しみ傷つく人に救いの手を差し伸べる社会を、救急法の普及を通じて実現したいと思います」と、熱く語ってくださいました。

(テレビ放送予定)
MBS「よんチャンTV」
3/3(金)午後3時40分~午後7時(予定)

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