"卒業前に大切な学びを" 京都翔英高等学校にて講習会を実施しました。

 1月19日木曜日、京都翔英高等学校にて救急法短期講習と献血セミナーを実施しました。同校では、毎年卒業前の3年生を対象に本講習会を実施しており、今年も合計205人の3年生が参加しました。当日は、生徒を約100人ずつの2班に分け、1班は救急法短期講習→献血セミナー、2班は献血セミナー→救急法短期講習と交互に受講します。

体育館で行われた救急法短期講習では、スクーマンと呼ばれる心肺蘇生訓練キットを用いて、100人で胸骨圧迫の練習を行いました。
適切に圧迫が出来るとキットからカチっと音が鳴るため、友達同士でその音を確認しながら練習に励む姿が印象的でした。
他にもAEDの使用方法を確認したり、食べ物を喉に詰まらせた時の気道異物除去をペアで練習したりと、実際に体を動かしながら一次救命処置の基礎を学びました。

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献血セミナーは、各教室をWEBで繋ぎながらオンライン配信形式で実施しました。
セミナーでは、献血の歴史や献血の手順等の説明に加え、実際に輸血を受けた人や周囲の方のインタビューを放映し、輸血や日頃の献血の重要性を伝えました。

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翔英高校の3年生の中には、個人で支部開催の救急法基礎講習・救急員養成講習に参加をし認定証を獲得した生徒や、既に4回献血をしたという生徒もいました。今後もこのような講習会を通じて更に若い世代の関心や参加を増やしていきたいと思います。

赤十字では救急法の講習開催依頼を受け付けております。
救急法講習、その他講習受講のお問い合わせは京都府支部まで。
TEL 075-541-9326

講習会について