「チームになれました!」赤十字救急法指導員養成講習が無事終了

画像 担架による搬送のデモンストレーションを行う受講者

 日赤京都府支部では赤十字救急法(以後、FA)指導員養成講習会を、10月3日~7日の5日間の日程で開催し、会社員や公務員、学校の先生や自営業者、医療関係者などの幅広い職種と年齢層から総勢12人が受講され、全員無事、全日程を修了されました。
 この講習会では、短時間に正確な応急手当を行う技術はもちろん、市民に楽しみながら救急法を学んでいただくための能力、多くの人たちを動かすリーダーシップなどが求められます。そして、何よりも指導員を目指す12人が、互いに学び合い、高め合う姿勢が見られました。
 講習会初日から4日目までは、より高いレベルでの技術や知識の習得、実際に指導員役になって講習を行う指導実習、グループワークを通じてリーダーシップとフォロワーシップの評価などが行われます。5日目の最終日には実技と学科の検定が行われ、全員が全日程を修了することが出来ました。
 受講者からは「対人関係で自分自身が良い方向に変化できたことに驚いている」「5日間を通して講師の先生方も含めてチームになれた。指導員になれたならば、自分から雰囲気をつくって受講者を巻き込んでいきたい。」といった感想が寄せられました