青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター小学生の部を開催しました!

7月30日土曜日、緊張した面持ちの児童41名が京都テルサに集まりました。
開会式を終えて、今日一日一緒に過ごすHRのメンバーと自己紹介をしたら、さあ一人一人がリーダーになるための“トレセン”の始まりです。

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最初のプログラムは、『青少年赤十字とトレセン』
参加児童全員、実は青少年赤十字のメンバー。
100年続いてきた歴史あるJRCを今繋いでいるのは、まさに皆なのです。

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二つ目のプログラムは、『ボランタリー・サービス』
青少年赤十字の態度目標「気づき・考え・実行する」を実践すべく、今後学校やお家で実現可能なボランタリー・サービスを考え、皆に共有しました。
お家に帰ってから早速実践できると良いですね。

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午前中最後のプログラムは、『防災教育プログラム』
竹ひごとテープで、どのHRが一番高いタワーを作れるか競争。
HRの仲間と積極的に意見交換をし、協力する姿があちこちで見られました。
災害時は、予想のできない事が次々に起こります。
こうして皆で話し合うことが大切です。

お昼は、皆で非常食体験!
水を入れると完成するアルファ米に長期保存可能なカレーをかけました。
初めての非常食は、美味しかったと好評でした!

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美味しくカレーを食べた後は、『応急手当』
前半は、お友達や周りの人が倒れた時の観察の仕方を
後半は、三角巾を使った傷の手当てを学びました。
「怪我をしたお友達がいたら助けたい。」と多くの児童が感想で書いてくれていました。

最後のプログラムは、『フィールドワーク』
5つの部屋に用意されたゲームを、HRメンバーで協力してクリアしていくプログラムです。

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①サイレントジェスチャー
災害現場では、必ずしも声が出せる状況とは限りません。
様々な方法で自分の思いを伝えようとする力、
相手が伝えたいことを読み取ろうとする姿勢が大切です。

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②上手に分けるもん
いろんなフルーツがのったケーキ。
これをHRのメンバー全員で”公平”に分けます。
ただ8等分するのではなく、どうすれば公平に分けることが出来るか、皆で話し合って考えます。

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③ドローイング・チャレンジ
ペットボトルの先にペンがついている道具を使い、絵を描きます。
ただ、それぞれ使えるのは人差し指1本のみ。
自分が、不安定なペンのどこを支えたらチームのためになるでしょうか。

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④芸術は模写から
最初に30秒間全員でお題の絵を見た後、記憶を頼りに模写していきます。
誰がどこを覚えるか、分担をするのがゲームをクリアする鍵になります。

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⑤連想ゲーム
お題に対して、思いつくものを一人ずつあげていきます。
6年生が4年生に声をかけている姿が印象的でした。


様々なゲームをこなす中で、どのHRもお互いの得意なところ、苦手なところを補いながら活動していました。朝、緊張でこわばっていた皆のお顔がすっかりと打ち解けて、いきいきとしていたのも印象的でした!

リーダーシップ・トレーニング・センターの過程を修了した児童全員に修了証が送られました!
1日のプログラムを終えた児童の感想には、“「気づく」「考える」「実行する」の態度目標をこれからお家や学校で活かしたい。”という声が溢れており、
41人のリーダーの今後の成長がとても楽しみです。
来年度も開催予定ですので、ぜひ関心をお寄せいただけると幸いに思います。

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                                          JRC100周年記念の寄せ書きも埋まってきました!

青少年赤十字では、一緒に活動してくださる加盟校を募集しています。
お問い合わせは、京都府支部まで。(075-541-9326)