「コミュニケーションの積み重ねが重要です」日赤第4ブロック合同災害救護訓練を実施

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 6月18日に奈良県田原本町で「第26回日本赤十字社第4ブロック合同災害救護訓練」を実施しました。一昨年及び昨年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により開催を見送ってきましたが、感染対策を取りながら、3年ぶりの集合形式での実施となりました。
 今回の訓練は、大雨による災害を想定したものです。大規模災害時に必要な医療、保健・衛生等の知識、様々な状況に対応できる能力を習得し、救護員及び赤十字ボランティアのスキルアップを図るとともに、課題を抽出・共有することにより、日赤第4ブロック(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)の災害対応能力の向上を目的とした訓練です。
 訓練参加者は「この2年間コロナ禍で集合形式の訓練が実施されなかったのは残念でした。この間に国内で大災害が発生しなかったことは単なる幸運です。オンラインでの研修や個別のトレーニングは行っていましたが、やはり、災害救護活動はチームで行うものですから、こうした訓練で、共通体験とコミュニケーションを積み重ねていくことが重要であることを再認識しました。」と話しました。

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