JRCリーダーシップ・トレーニング・センターを開催しました【青少年赤十字】

31日、岐阜県支部を会場に岐阜県JRCリーダーシップ・トレーニング・センターを開催し、県内の小学5年生から中学2年生のメンバーに参加いただきました。

本研修会では、「気づき」「考え」「実行する」といった自主・自立の行動や協調性を学ぶことを目的に、気象庁による地震の実験やドローイング・チャレンジ、災害食づくり、一次救命処置の活動のほか、防災や献血など赤十字について学びました。参加者はみな積極的に活動し、「仲間と協力して楽しく学べた」「コミュニケーションの大切さを知った」「学んだ救急法を生かして人を助けたい」などの声が聞かれました。

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気象庁職員による地震の実験では、長周期地震動の仕組みを、自分たちで模型を作って学びました。

ペットボトルの先に取り付けたマジックを指1本を使って4人で支えながら絵を描くドローイング・チャレンジでは、不安定な状況の中お題をクリアするため、意見を出し合い目的に向かいながらコミュニケーション能力を磨きました。

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災害食体験を兼ねた昼食は、包装食袋を使って自分で炊いたお米を使ったカレーライスを食べました。

心肺蘇生法講習では、胸骨圧迫やAEDの使い方を学び、救急車が到着するまでの9分間を体験する場面では、「強く・速く・絶え間なく」を意識して、息を切らせながらも仲間と協力して心肺蘇生をやり遂げました。

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赤十字の起こりや赤十字が大切にしていることや血液センターや防災倉庫を見学して、日本赤十字社の活動を学びました。

体験した児童からは、「おいしかった」や「いつもは炊飯器でご飯を炊いているけれど、袋で米を炊くことができるなんてすごいと思った」などの感想が聞かれました。