【岐阜赤十字病院】手術支援ロボット「ダビンチ」を導入

令和5年5月から手術支援ロボット「ダビンチ」を稼働し、より精度の高い手術を通常の腹腔鏡手術とほとんど変わらない費用で受けることができるようになりました。

手術支援ロボットの導入は、泌尿器科領域の手術から進めていき、特に当院の特色の一つとしてウロギネセンターで数多く行われている、骨盤臓器脱(こつばんぞうきだつ)に対する仙骨腟固定術に対しては積極的にロボット支援手術を適応していく予定です。最新の手術機器を導入することで地域の皆さんに対して引きつづき最善の治療法を提供できるよう努めていきます。

20230531-c037b55bb37534b01abdb3ff0126f8b2fce602d1.png

【ロボット支援手術】

従来の腹腔鏡手術と同じ様に、おなかに刺した細い管から内視鏡と鉗子(かんし)と呼ばれる手術を行う道具を挿入して、おなかの中の様子を内視鏡のモニター画面で見ながら手術を行います。ロボットに取り付けられた鉗子は、まるで自分の指の様に細かく動かすことができます。