日本赤十字社奈良県支部救護班基礎研修会を実施
災害時に救護班が連携の取れた医療救護活動を円滑に行うために、必要な知識・技術を習得することを目的に「日本赤十字社奈良県支部救護班基礎研修会」を5月10日(土)に実施しました。
救護班は、医師、看護師、主事(事務職員)、薬剤師などで編制され、覚書を締結している医療機関などから、34名が参加されました。
日本赤十字社の災害救護の体系や法的根拠、無線機の取扱い方、災害時の活動における基本的な考え方となるCSCATTT、資材やマンパワーが限られている災害現場において可能な限り多くの命を救うために治療の優先順位をつけるトリアージ、災害診療記録の書き方、避難所の状況やニーズを把握し必要な支援を考える避難所アセスメントなどを学びました。
この研修は、日赤災害医療コーディネーターやコーディネートスタッフの協力を得て、毎年実施しています。
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日赤災害医療コーディネーターによる講義
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トリアージタグへの記載の演習
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グループディスカッション
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グループで話し合った内容を発表