令和7年度青森県青少年赤十字高校リーダーシップ・トレーニング・センター/ 高校指導者養成講習会が開催されました
令和7年7月30日(水)から8月1日(金)にかけて、青森県立梵珠少年自然の家にて、「令和7年度青森県青少年赤十字高校リーダーシップ・トレーニング・センター/高校指導者養成講習会」を2泊3日での宿泊形式によるプログラムで開催しました。
本研修会には、県内の高校生メンバー35名と指導者3名が参加。スタッフには各高校の指導者やアシスタントメンバーなどが加わり、運営にあたりました。
初日はちょっと緊張気味で、会場も少しかたい雰囲気でしたが、時間が経つにつれて笑顔が増えてきて、夏の日差しがじんわり差し込むように、場の空気もだんだんあたたかくなっていくのが感じられました。
今年度のプログラムテーマは「国際」。高校生メンバーは、戦争の際に何が許され、何が禁止されているのかを判断するための基準となる「国際人道法」について学びました。特に核兵器について、国によっては使用を否定する立場の他に、使用を正当化する立場が存在することを知り、国際社会の現実に触れる機会となりました。
そして、この研修の最大の特徴は「指示のない生活」。高校生メンバーは、配布された時間割を手がかりに、ホワイトボードを情報共有の場として活用し、次のプログラムに向けた準備や連絡事項を記入するなど、協力しながら進める必要がありました。最初は戸惑う声も聞こえましたが、掲示板を使って情報を共有し合い、自然と「誰かのために動く」姿勢が生まれていきました。
参加者からは、「最初は緊張したけどとても楽しかった」「時間をかけて、積極的に行動できた」「グループ内でとても仲良くなれた」などの感想が寄せられました。
本研修会の続きとなる「リーダー研修会」は令和8年1月に開催予定です。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております!