思いを胸にたすきをつなぐ「徳島駅伝」-日赤救護班出動-
新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催となった、新春恒例の「徳島駅伝」。徳島県支部からは看護師と主事の2名を派遣し、走者がけがや体調不良を訴えた際の救護員として参加しました。
看護師は、「新型コロナウイルスの影響で練習時間が確保できていないと聞いている。低体温などの体調不良が予想されるため、走行中、完走後の競技者を注意深く見守りたい」と意気込んでいました。
初日は晴天で気温も安定していましたが、2日目は早朝気温零度の中号砲が鳴り、小雨が降る中でスタート。
幸いにも負傷者や急病者の発生はなく、無事に終了しました。
高校生ランナーは、「救護車が一緒に走ってくれると安心する。多くの人に支えられ『たすき』をつなげたことに感謝したい」と話していました。
活動を終えた救護員は、「救護班の存在が心の安心につながってくれることは嬉しい。今後も活躍の場を広げたい」と安堵した様子でした。