100年目も、その先も。青少年赤十字を繋ぐ思いを新たに。
~まもなく青少年赤十字は創設100周年~
12月25日、26日の2日間、県内の青少年赤十字(以下JRC)メンバー14名が、全国をオンラインで結んだ「令和3年度JRCスタディ―・プログラム」に参加しました。
JRCとは、園児・児童・生徒が、いのちと健康を大切にし、赤十字の精神に基づき地域や世界のために奉仕すること、そして世界の現状への理解を深め助け合う心を育むことを目的とし、活動を進めています。
これまで多くの児童・生徒の心を育んだJRCは、令和4年度に創設100周年を迎えます。
そこで、全国の中・高等学校のJRCメンバーを対象に、100周年に向けてJRC活動の幅を広げ、率先して盛り上げていくメンバーを育成することを目的として本プログラムをオンラインで開催しました。
参加したメンバーは、相手の考えを引き出すために必要なコミュニケーションスキルや人道の精神、世界各地の環境や紛争に関する国際問題、防災シミュレーションなどを学びました。
ホームルーム活動では、全国のメンバーたちと100周年に向けて出来る活動や自分自身が考えるJRCのリーダー像を共有し、今後のJRC活動に向けての決意表明をすることで、100年目も、その先も、JRCを繋いでいく意思を高めました。
プログラムに参加したメンバーからは、「人道や本当の優しさ・思いやりとは何か、深く考えることが出来たので、周りに流されない強い自分の意思を持って行動できるようになりたい。」「多様性を尊重するために、他人事ではなく自分事として考え、利他的に行動することを意識したい。」と、今後のJRC活動への思いを話していました。