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東日本大震災活動レポート

ボランティア

赤十字広報特使(女優・藤原紀香さん)の活動(2)
福島・宮城を慰問「世界中が一緒につながっている」

11/05/12

◆4月12日
 災害発生から1カ月が経過し、東北新幹線が福島まで復旧したこの日、日赤福島県災害対策本部(日赤福島県支部)を訪れました。
訪問直後には震度5強の余震が発生。そうした中で、太田久雄事務局長から地震、津波、原発災害に及ぶ福島県の被災状況をの説明を受けました。
(写真:福島県支部では大勢の職員が出迎え)

 津波で壊滅的な被害を受けた宮城県石巻市では、市内唯一の災害医療拠点となっている石巻赤十字病院を訪問。
 ロビーに集まった数百人を前に「想像を絶するくらい不安だと思いますが、みなさんの顔を見られてうれしい。世界中が一緒につながっているから頑張ってください」と声を掛けると、大きな拍手が起きました。
(写真:紀香さんの登場に病院ロビーは大盛り上がり)

◆4月13日
 宮城県東松島市と石巻市の避難所を訪ねると、瞬く間に周りはサインや写真を求める人でいっぱいに。一人ひとり丁寧に応えると、避難所は歓喜の輪に包まれました。
こうした行動の根底にあるのは、阪神大震災での自身の経験だといいます。
「避難所に女優さんが来たら、みんなが急に元気になったことに感動したんです。今回は私の番だと思って被災地に来ました」 
(写真:炊き出しの配膳を手伝う/(c)Ichigo Sugawara)








(c)Ichigo Sugawara