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東日本大震災活動レポート

ボランティア

赤十字広報特使(女優・藤原紀香さん)の活動(11)
仮設住宅に広がる踊りと笑顔の輪!

13/07/22

 赤十字広報特使の女優・藤原紀香さんが6月29、30日、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市と多賀城市を訪問し、日本赤十字社の徳島、宮城、山形県支部が共催した「3県支部合同復興支援祭~みんなに元気を~」に参加しました。紀香さんの被災地訪問は2011年4月以降、8回目です。

 「みなさんに元気になってもらうために、少しでも役に立てればという思いで参加させていただきました。よろしくお願いします!」。
 紀香さんと3県支部の赤十字奉仕団員・支部職員らが両日訪れたのは、気仙沼市立小原木中学校仮設住宅(51世帯)と、多賀城市公園野球場仮設住宅(150世帯)。入居者の皆さんに阿波牛の牛丼や山形芋煮など各県の特産物を使った料理を振る舞うとともに、阿波踊りと花笠踊りをみんなで一緒に踊りました。会場にはリラクゼーションコーナーも設置されました。

(写真:阿波踊りの浴衣に着替え、入居者とともに踊りを披露する藤原紀香さん(c)Ichigo Sugawara)

「紀香さんに元気がもらえた」

 多賀城市内の仮設住宅では藤原さんが屋台に立ち、果物やプチケーキをチョコレートにつけて食べる「チョコレートファウンテン」を提供しました。
「何をつけますか?」
「私はイチゴがいい!」「僕はバナナ!」
紀香さんから笑顔とともに手渡された串をほおばった入居者の皆さんからは、思わず「すごくおいしい!」「本当だ、やったー!」と歓声が上がります。
 阿波踊りの時には浴衣と笠、花笠踊りでは赤十字マーク入りの法被姿にそれぞれ着替えた紀香さんが、踊り自慢の徳島・山形両県の奉仕団員に交じって踊り始めると、入居者の皆さんも次々に参加。踊りの輪は次第に大きくなり、たくさんの笑顔が会場いっぱいに広がりました。

入居している女性は「復興住宅が建つまであと数年かかりますが、紀香さんが来てくれて、元気がもらえるようです」と語りました。

(写真:チョコレートファウンテンは大人気!長い行列ができました(c)Ichigo Sugawara)