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東日本大震災活動レポート

こころのケア

手から伝わる気持ち

11/04/29


「ハンドマッサージはきっかけなんです。」

 「こころのケア」活動を終えた石原智恵子さん(岡山赤十字病院)のことばです。

 こころのケアというと、被災者と聞き手が顔を合わせて会話をしているイメージですが、まず始めるのは、ハンドクリームで手をマッサージすること。

 「マッサージ、気持ち良いよ。」と話し始めるとすぐに、「車に乗っているときに津波に襲われ、何とかアパートの2階に這い上がった。助けられるまでに、2日もかかった」と、被災当時のいろんな話があふれ出ました。

 一人でも多くの方の心を癒すために、今後も日本赤十字社は「こころのケア」を長期的に続けていきます。
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