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東日本大震災活動レポート

血液センターの活動

被災した血液センターの看護師が健康相談

11/04/22

 震災のため採血業務を休止していた福島県赤十字血液センターでは、看護師らが4
月17日まで、避難所を巡回して避難された方の健康相談を行いました。約30人のスタッフは2人一組のチームに分かれて、血圧測定をしたり話し相手になったりしながら、合わせて約3000人に元気を送り続けました。

(写真:相談活動の様子を語る看護師)

 4月17日に活動を終えた渡辺樹里さんは「『毎日来てくれてありがとう。今日も待っていたよ』と話しかけてくださる皆さんに、逆に励まされていました。最終日には『明日から会えないね』って涙を流してくれたおばあちゃんが忘れられない」。加藤千穂さんは「最初は不安だらけだったけど、達成感がありました。今度は救護訓練にも参加してみたい」と意気込みを語っています。
 
「避難所の皆さんは元気かな」。同センターの看護師らはお会いした一人ひとりを思いながら、4月18日に採血業務を再開しました。

(写真:避難してきた住民の血圧を測定)