赤十字NEWS LETTER Vol.33

日頃から日本赤十字社の活動にあたたかいご支援をいただき、ありがとうございます。

大雨による災害、広い範囲への津波警報・注意報の発令、鹿児島県トカラ列島近海で発生した最大震度6弱の群発地震など、「災害からいのちを守る」ことを意識するニュースが多い今夏。

今回のメールマガジンは、防災などくらしに役立つ知識や、医師・看護師として「いのちを救う活動」を続けてきた方々の声、閉幕まで約１か月となった大阪・関西万博などについてお届けします。

目次 / CONTENTS

01. 「ACTION！防災・減災」プロジェクト

日赤は、９月１日から１か月間、災害への備えを啓発するプロジェクト「ACTION！防災・減災」を実施しています。

特設サイトでは、とっさの手当てや日常生活での事故防止など、くらしに役立つ知識を確認できる「知っトク！安全クエスト」を公開中。ぜひ、挑戦してください！

02. 南海トラフ巨大地震に備えるアクション

静岡県・駿河湾沖から宮崎県・日向灘沖にかけての海底にある、南海トラフ。
ここを震源域とする大規模地震は過去にも甚大な被害をもたらし、近い将来、その発生の周期が巡ってくる可能性が国からも発表されています。

今回は、その被害予測から備えるべきポイントまで、地球科学の研究者である、京都大学名誉教授の鎌田 浩毅先生に伺いました。

03. 【万博】閉幕まで約１か月…現地の今をリポート

10月に閉幕する大阪・関西万博。
これまで、20万人以上の方々に国際赤十字・赤新月運動館（通称・赤十字パビリオン）へご来館いただいています。

今回は、会場での暑さ対策など現地スタッフの声や、9月9日・10日に「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」にて開催されるトークイベントについてご紹介します。

04. 戦後80年。届け、核兵器廃絶への願い

原爆投下から今年で80年。しかし、世界の核兵器は少なくなるどころか近年増加の一途をたどっています。

今回、広島と長崎、それぞれの赤十字病院で被爆（被ばく）者の治療を続け、放射線被害の研究にも携わってきたお二人にお話を伺いました。
また、核兵器のない世界を目指す赤十字の国際的な取り組みについてもご紹介します。

05. 第50回ナイチンゲール記章　日本から3人が受章

優れた功績のあった看護師などに贈られる「フローレンス・ナイチンゲール記章」。
日本からは今回、春山 典子さん、紙屋 克子さん、河野 順子さんの３人が受章し、そのうち２人が赤十字関係者でした。

授与式では、日赤名誉総裁である皇后陛下より記章が授与されました。

日本赤十字社の活動を、ご寄付でご支援ください。

日本赤十字社の活動の多くは、皆さまのご寄付により行っています。皆さまの、いのちを救いたいという思いをご寄付としてお預かりし、わたしたちはいのちを救い続けます。ぜひ、継続的なご寄付でご支援いただけましたら幸いです。